大人顔負けの歌唱力にキュートなルックス!天才ジャズ少女“ニッキ”デビュー
2009年8月4日 11:37
[映画.com ニュース] カナダで国民的人気を誇る15歳の天才少女ジャズ・シンガー“ニッキ”が8月3日、都内のジャズ・バーでショーケース・ライブを行い、大人顔負けの歌唱力とキュートなルックスで日本の音楽関係者を魅了した。
ニッキは、06年のモントリオール国際ジャズ・フェスティバルに12歳にして出演し、10万人の観客を前に鮮烈にデビュー。同じ年に名門ヴァーヴ・レーベルから発売されたエラ・フィッツジェラルドのトリビュート作に同レーベル史上最年少で参加。同作でダイアナ・クラール、ナタリー・コール、チャカ・カーンらのスターと肩を並べ、世界中のジャズ・ファンの注目を集める存在となった。
母国・カナダでは昨年10月、07年に行ったエラ・フィッツジェラルドのトリビュート・ライブの模様を収録したライブ・アルバムでCDデビュー。同アルバム「ニッキ・デビュー~エラへ捧げるスウィング」が、日本でも7月22日にユニバーサル クラシックス&ジャズより発売される。
今回は、現在開催中のジャズ・イベント「サッポロ・シティ・ジャズ 2009」への出演をかねて初来日。ショーケース・ライブでは、デビュー・アルバムにも収録された「虹の彼方に」「オールド・マクドナルド」など全9曲を披露した。
堂々たるパフォーマンス後は、「日本はきれいで食べ物が美味しい! 北海道では、魚の卵とか地元にはないシーフードに挑戦した。カレースープも食べた!」と天真爛漫。現在、巨匠フィル・ラモーンをプロデューサーに迎え、全世界デビュー・アルバムをレコーディング中で、「ビヨンセだって大好き! いろんな音楽を吸収したい」と目を輝かせた。
10月27日に東京・銀座の歌舞伎座で開催されるジャズ・イベント「第5回ギンザ・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル 2009」への出演が決まっている。(映画.com×文化通信.com)