安めぐみ、結婚は2012年までに?R・エメリッヒ監督「2012」会見
2009年7月23日 12:00
[映画.com ニュース] 「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ監督が手がける最新作「2012」の記者会見が7月22日、東京・六本木のグランドハイアット東京で行われ、約15分の特別フッテージ映像を携えて来日したエメリッヒ監督が登壇した。
「2012」は、古代マヤ文明が残した暦が終わる2012年12月21日に地球が滅亡するという予言に基づき、地震や津波、噴火などあらゆる異常気象によって世界が破滅に向かう中を生き延びようとする人々の姿が描かれる。
劇中では太陽の異常活動がさまざまな天変地異を引き起こすことから、46年ぶりの皆既日食に沸く7月22日の日本で特別映像が初披露されることとなったが、当日の都心はあいにくの曇り空で日食は見られず。それでもエメリッヒ監督は、「日食というのは、何かが起こりそうな予感がするから、今日はとてもふさわしい日だと思う」と挨拶し、集まった報道陣に自信作の特別映像を公開した。
その映像はまだ製作途中とはいえ、地殻変動で大陸が沈んでいく姿や、街が丸ごと崩壊する姿などがド迫力で描き出されており、監督は「考えられる全てのVFXを使っている。エフェクトショットは1400~1500ほどあって、おそらく過去最高だ」と自負。一方で、ドラマにも力を入れていると語り、こうした世界の終末を描くことで「本当に重要なものは何か、私たちが本当に救いたいものは何かということを考えさせられると思う」と話した。
会見の後半には、花束贈呈ゲストとして安めぐみが登場。12月22日が誕生日の安は、2012年12月21日に世界が滅びてしまったら、「3年後の誕生日が迎えられない」と困った様子で、もしあと3年しか残されていなければ何がしたいかと問われると、「仕事を辞めて世界旅行に出て、世界遺産などいろいろ見ておきたい。結婚もしておきたいし、とにかくしたいことは何でもしておきたい」と語り、思わぬかたちで結婚願望を明かしていた。
「2012」は11月21日公開。