仲間由紀恵「かわいい生徒たちに会いに来て!」と最後のヤンクミ姿
2009年7月13日 12:00
[映画.com ニュース] TVドラマ第1シーズンの放送から7年、シリーズを締めくくる最初で最後の劇場版「ごくせん THE MOVIE」(佐藤東弥監督)が7月11日、公開初日を迎えた。東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズでは、主人公の熱血教師“ヤンクミ”こと山口久美子を演じた仲間由紀恵をはじめ、共演の亀梨和也、生瀬勝久、三浦春馬らキャスト陣と佐藤東弥監督の総勢14名による舞台挨拶が行われた。競争率30倍というプレミアチケットを手にした600人の観客は、キャスト陣に黄色い声援を送りながら、「ごくせん」シリーズに別れを告げていた。
おなじみとなった赤ジャージ姿に、眼鏡をかけて三つ編みヘアで登壇した仲間は「感謝の気持ちでいっぱい。わたしたちも皆さんのことを思いながら、楽しんでいただける作品を作ることだけを考えてきました」と長年シリーズを支えたファンに感謝しながら、「これが最後の『ごくせん』です。笑って泣いて楽しんで、最後にスカッとしていただければうれしい」と感慨深げに挨拶。早朝の初回上映に駆けつけた観客に「またかわいい生徒たちに会いに来てほしい」とメッセージを送った。
一方、共演者たちも「4年ぶりにこうして戻って来られて、自分自身も誇りに思う」(亀梨)、「役者としても人間としても成長できるチャンスをくれた現場だった」(三浦)と思い入れの強さを語ったほか、今回の劇場版で教頭から校長に昇進した猿渡役の生瀬は、「次回はスピンオフ、猿渡校長の『極道ヘルパー』でお会いしましょう」とジョークを飛ばし、客席を沸かせた。