崔洋一監督が早くも第2部製作宣言?「カムイ外伝」トークショー
2009年7月6日 12:00

[映画.com ニュース] 白土三平原作の人気劇画を松山ケンイチ主演で実写映画化した「カムイ外伝」(崔洋一監督、9月19日公開)。本作のプロモーションのため、香港の人気俳優イーキン・チェンが緊急来日。7月4日、崔洋一監督、谷垣健治アクション監督とともに、東京・六本木の六本木ヒルズアリーナにてトークショーを行った。
主人公カムイのライバルとなる忍者の大頭を演じたイーキンについて、崔監督は「この人しかいないと思った。単に有名なスターということだけじゃなくて、彼のやってきた仕事と私が求めていた世界観が重なったからキャスティングした」と起用の理由を説明。続けて谷垣アクション監督が「イーキンは努力を人に見せないんです。普段のイーキンはアクションの練習でも軽い感じの返事をするので『大丈夫かな』と思うのですが、(それはまったくの杞憂で)本番に向けてちゃんと仕上げてくる。さすがです」と称賛すると、イーキンは「誉めすぎですよ(笑)。でも、うれしいです」と笑顔で答えた。
「小さい時から日本の忍者が好きだった」と語ったイーキンは、日本映画の初出演が決まる以前に原作コミックを読んでファンだったようで、「撮影前に剣道など日本の武術を学んでから撮影にのぞんだ」と明かした。
また、イーキンは日本と香港の撮影方法の違いについて、「日本の場合は撮影前にちゃんと練習させてくれるのがうれしかった。香港映画では現場に行って、その場で学んでその場ですぐやるという感じ」と説明すると、補足するように崔監督は「イーキンの使う日本刀は、忍刀(忍者が使用した刀)という特殊なものなのですが、とてもうまかった」とコメント。イーキンの演技に太鼓判を押し、アクションシーンのクオリティの高さをアピールした。
トークショーの終盤、崔監督は「イーキンが演じた大頭というキャラクターは……実は死んでいません。その理由はなぜでしょう? 2部があるからです」と観客に続編製作を示唆するサプライズ発言。会場からは大きな拍手が沸き起こった。
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