苦労人お笑いコンビ、TKOが映画初出演で反撃!「蟹工船」試写会
2009年6月25日 12:00

[映画.com ニュース] 1929年に発表されてから80年、再び注目を集め、売上げ160万部を突破した小林多喜ニの小説を映画化した「蟹工船」(SABU監督)のプレミア試写会が、6月24日、東京・渋谷のシネマライズで行われた。労働者役を演じ、宣伝隊長に就任したお笑いコンビのTKOとSABU監督が舞台挨拶を行った。
本作は蟹缶の加工を行う蟹工船で、劣悪な環境と低賃金で酷使されることに疑問を抱いた労働者たちと鬼監督との激しい対立を描いた社会派ドラマ。
芸歴18年、東京進出は5回目となる苦労人という理由で、労働者役に抜擢されたTKOの2人。キャッチコピーの「反撃」にちなみ、自身の反撃エピソードを聞かれると、木下は「これまでつらい思いをしてきて、とにかく妬みだらけ(笑)。今回の映画初出演で猛反撃です」としみじみ。木本も「生々しすぎるわ!」とツッコミを入れつつ「自分たちより先に売れた同じ事務所の後輩に見て欲しい。ますだおかだ! オセロ! 安田大サーカス!!」と悪ノリ。また、西島秀俊演じる鬼監督からの暴力シーンにも挑戦した木下は「あまりにボコボコにされたので思わず僕のドMの性癖が出て、“ピンクの声”が出ちゃった。その後、声だけ撮り直したんですよ」と爆笑の舞台裏を告白。
この日の上映前には、サプライズで来場者にチラシを配ったTKO。「こんなところで“労働”させられるとは思わんかった!」と18年の芸歴がモノを言うみごとなフリートークで、会場を沸かせていた。7月4日より公開。
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