綾瀬はるか、声優務める「ホッタラケの島」の“遥”に愛着
2009年6月12日 12:00

[映画.com ニュース] 綾瀬はるかが声優を務める劇場用長編アニメーション「ホッタラケの島/遥と魔法の鏡」の製作報告会見が、6月11日、東京・日比谷のザ・ペニンシュラ東京で行われ、綾瀬と共演の戸田菜穂、谷村美月、亀山千広プロデューサー、佐藤信介監督が出席した。
埼玉県入間市に伝わる民話に着想を得た「ホッタラケの島」は、人間がほったらかしにしたものを集めて出来た不思議な世界“ホッタラケの島”に迷い込んだ女子高生の遥が、キツネに似た姿の住人テオと一緒に冒険を繰り広げるファンタジー。「攻殻機動隊」「イノセンス」などで知られるプロダクションI.Gが制作するフル3DCGアニメーションで、会見の冒頭では本邦初公開の特別映像も上映され、それを見た綾瀬は「今まで見たことのあるアニメよりもリアル。とても絵がきれいなので、早く続きが見たい」と期待に胸を膨らませた。

本編は現在も鋭意製作中で、綾瀬ら声優陣は映像が出来上がる前に声を吹き込んだ。綾瀬は「絵の動きに合わせなくていいのは良かったけど、絵コンテだけの状態で想像しながらやるのは大変だった。たとえば下に落ちるというシーンでも、どのくらい長く叫んでいればいいのかなど、イメージしながらやっていましたが、長く叫びすぎて喉が痛かった……」と苦労した様子だが、“遥”という自身と同じ名前のキャラクターについては、「自分の分身みたいで愛着が一層増しました」と笑顔を見せた。なお、今後一部のシーンであらためてアフレコも行うという。
また、亀山プロデューサーは「日本の民話をベースとした極めて日本的な作品。I.Gさんも海外に強いし、完成したら(海外セールスに向けて)一気に動きたい。公開前にはいい報告ができると思う」と気炎を揚げた。
「ホッタラケの島/遥と魔法の鏡」は8月22日公開。
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