ジョン・トラボルタが「サブウェイ123」のキャスト&スタッフに感謝
2009年6月11日 12:00
[映画.com ニュース] ジョン・トラボルタが、今年1月にカリブ海バハマで急死した長男ジェット君を亡くした悲しみからまだ癒えていないことを理由に、先週行われた最新出演作「サブウェイ123」の北米でのプロモーションを欠席した。
トラボルタは自身の公式サイトに、同作の共演者とプロダクションスタッフに深く感謝する言葉を記した。「トニー・スコット、デンゼル・ワシントン、ルイス・ガスマン、ジョン・タトゥーロ、ジェームズ・ガンドルフィーニ、そしてソニー・ピクチャーズはこの素晴らしい映画の宣伝を助けてくれた。彼らの献身的な行動のおかげで、僕の家族は(ジェットを亡くした)悲しみを癒す時間を与えられた」
「サブウェイ123」は、ジョン・ゴーディのサスペンス小説を映画化した、ジョセフ・サージェント監督の「サブウェイ・パニック」(74)のリメイク。ニューヨークの地下鉄がハイジャックされる事件で、トラボルタがハイジャック犯を演じる。彼は乗客の身代金として1000万ドル(約9.8億円)を要求し、地下鉄公安官役のデンゼル・ワシントンがその事件に対処する。
「俳優としてこの役を演じることで、すべての道徳や倫理的制限をとっぱらうことができたし、このキャラクターを本当にどんなに悪いヤツにするか模索することができた。その結果を気に入ってくれれば」と書き添えている。
全米で6月12日、日本では9月4日公開。スクリーン上の悪役トラボルタに出会える。