役所広司監督がド緊張の三三七拍子。初監督作「ガマの油」がついに初日
2009年6月8日 12:00

[映画.com ニュース] 日本映画界を代表する名優・役所広司が満を持して初監督に挑んだ注目のドラマ「ガマの油」の初日舞台挨拶が6月6日、東京・有楽町の丸の内TOEI2にて行われ、監督・主演の役所広司をはじめ、瑛太、小林聡美、益岡徹、澤屋敷純一、二階堂ふみが登場。満員の客席を前にヒット祈願のダルマに見立てたガマガエルのイラストに、役所監督が目を描き込み、大ヒットを願った。
本作は、役所が幼少期に出会ったガマの油売りの思い出をもとに、共同脚本・監督・出演の3役をこなした心温まるファンタジー。1日に何億も稼ぐという自称デイトレーダーのハチャメチャな親父の拓郎(役所)とやさしい妻・輝美(小林)とまじめな息子・拓也(瑛太)の矢沢家は幸せ3人家族。だが、ある日、拓也が交通事故に遭う。そうとは知らない拓也の恋人・光(二階堂)からの携帯電話に出た拓郎はとっさに息子のふりをして、その小さなウソから物語は意外な方向へと転げていく。
満員の客席が拍手で出迎えるなか、息子役の瑛太、ガマの油売り役の益岡とお揃いのガマTシャツで登場した役所はいきなり、「リラックスしたいので、お手を拝借」と三三七拍子の三本締めを客席にリクエストして緊張を和らげ、「今日は俳優人生で最高の記念日になった」と顔をほころばせた。
また今回、北海道・札幌から九州・福岡まで8都市、移動距離にして5200キロの宣伝キャンペーンに奔走し、「俳優の仕事より一生懸命やった(笑)」と明かした役所に対し、「大黒柱として頑張り続けた姿に感動した」(小林)、「この人は皆から可愛がられる人間」(益岡)、「いつもやさしく言葉をかけてくれた。大好きです」(瑛太)などとキャスト陣から惜しみない賛辞が贈られると、照れ笑いに終始。最後に、「楽しい作品なので、可愛がってやって下さい。大切な人との思い出に浸ってもらえればうれしい」とメッセージを送った。
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