デビッド・キャラダイン氏は自慰中の窒息死!?遺族がFBIに捜査求める
2009年6月8日 12:00

[映画.com ニュース] 6月4日、タイ・バンコクのホテルで全裸で発見されたTVドラマ「燃えよ!カンフー」や「キル・ビル」で知られる往年のカンフースター、デビッド・キャラダイン氏(享年72)の遺体が6日、アメリカン航空でアメリカへ運ばれ、その日のうちにロサンゼルスの自宅へ無言の帰宅をした。
その死因についての情報が錯綜するなか、遺族は米連邦捜査局(FBI)に真相を解明するよう捜査を求めた。
地元タイ警察の発表によると、映画「Stretch」の撮影のため滞在していたバンコクのホテルの一室で、キャラダイン氏は全裸状態のまま首を吊った状態で発見された。WENNによると、首以外にも、なんと性器にもコードがぐるぐると巻かれ、両手を後ろ手に縛られ、クローゼットの中で吊されていたという。部屋には争った形跡もなく、ドアには鍵がかかっていた密室状態だった。
こうした特殊な臨場状況から、タイ警察は「自殺ではなく、自慰中に誤って、発情している最中に窒息死したのだろう」との見解を5日に発表。一方で、タイの病院で地元検死官ナンサナ・サイタップ氏による司法解剖が行われたが、毒物検査の結果が出るまで最低3週間はかかるとしており、まだ死因は特定されていない。
だが、地元タイの一部メディアに遺体の現場写真が出回ったことで、キャラダイン家の弁護士マーク・ジェラーゴス氏が「家族は大いに心を痛めている」と発表。遺族の代理人として、原因究明を求めた同氏は、FBIに連絡を取ったという。米CNN「ラリー・キング・ライブ」に6日出演したジェラーゴス氏は「遺族は(真相究明のための)捜査を求めています。タイ当局によるサポートと、現地に飛んだFBIによる正式な捜査で、遺族の疑問に対して明確な答えを出してほしい」と、デビッドの弟の俳優キース・キャラダインの心境をこう代弁した。
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