津川雅彦&森公美子がアフレコの苦労話を告白「ベーカリー街の悪夢」
2009年6月4日 12:00

[映画.com ニュース] これまで4度にわたりアカデミー賞を受賞した人気クレイアニメ・シリーズ「ウォレスとグルミット」(ニック・パーク監督)の最新作「ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢」。6月3日、東京・三鷹の森ジブリ美術館で日本語吹替え版完成披露試写会が行われ、ニック・パーク監督、アフレコを担当した津川雅彦と森公美子が舞台挨拶に登場した。
本作は、パン屋になったウォレスと愛犬グルミットが、パン職人だけをねらった連続殺人事件に巻き込まれるというストーリー。
役者人生初のアニメのアフレコに挑戦したウォレス役の津川は「僕の演じたウォレスは、パン屋殺しを知っても『競争相手がいなくなってよかった』と言ってのけてしまうクールなキャラクター。すごい役を託されたという感じでした」とコメント。一方、本シリーズの大ファンだという森は「世界的人気を誇る作品に参加できて光栄です」と興奮気味に話し、自身が演じた“昔はスリムだったが、今は少し太めな女優パイエラ”については「みなさん、なぜ私がこの役に選ばれたかお分かりかと思います(笑)。私は昔から太かったですけどね」と自虐的コメントで笑わせた。
また、作品の魅力について聞かれた2人は「イギリスらしく実にウィットに富んでいて、年齢問わず、懐の深い作品。監督の“工夫”が作品全体のパワーになっているので、そこを見て欲しい」(津川)、「よく見るとモノやキャラクターに指紋がついていたりと、手づくりの温もりを感じられる。また、人間以上に人間愛に満ちたグルミットの活躍にも注目して欲しい」(森)と絶賛。それを聞いていた監督は、「2人ともこのコメディを十分に理解し、キャラクターに命を吹き込んでくれました」と2人の才能を称えた。
「ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢」は7月18日より公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
愚か者の身分
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました。3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
むちゃくちゃすぎておもろい
【この“刺激作”、超オススメ!】“中毒者”爆増中! 世界記録樹立の爆裂ヒット作!!
提供:JCOM株式会社
エグい怖い、そしてむちゃ楽しい――
【ホラー映画史上歴代No.1】まずは映像をごらんください――超人気シリーズ、極限の完結編!!
提供:ワーナー・ブラザース映画