「路上のソリスト」試写会で、デビ夫人が路上生活者にお米を寄付
2009年5月21日 12:00

[映画.com ニュース] 米ロサンゼルス・タイムズに掲載された、同紙記者のスティーブ・ロペスとホームレスの音楽家ナサニエル・エアーズの交流を綴ったコラムを映画化した「路上のソリスト」の試写会が、5月20日、東京・半蔵門の東宝東和試写室で行われ、デビ夫人が路上生活者支援のためお米50キロを寄付した。
映画は「つぐない」のジョー・ライトが監督、記者役にロバート・ダウニー・Jr.、路上生活を送る天才チェリスト役にジェイミー・フォックスという演技派俳優が2人が共演したヒューマンドラマ。
今回の試写会は、一般来場者も自宅で余っている食糧を持参し、寄付することが参加条件で、集まった食糧はNPOを通じて、食糧を必要としている人たちへ寄付される。これまで北朝鮮やパキスタンなどに対する支援活動を行ってきたデビ夫人は、今回の企画に賛同し、お米50キロを寄付。「アメリカでは寄付をすると税金が控除されるが、日本にはそうした法的支援がない」と、ボランティアやチャリティが欧米諸国に比べて未発達な日本の現状を憂えた。
また、映画については「2人の男性の友情と音楽、そしてこれが実話であるということに感動した」とコメント。劇中ではナサニエルの崇拝する作曲家としてベートーベンの楽曲が多く登場するが、絵画が趣味というデビ夫人も、「クラシックを聴いて育ったので、絵を描くときもクラシックを聴いている。絵と違って音楽は形が残らないが、音だけで心を高揚させ、感動させる素晴らしい芸術。音楽を目指す人、音楽が好きな人、そして人間ドラマが好きな人に見てほしい」と語った。
「路上のソリスト」は5月30日公開。
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