レイチェル・ワイズ、往年の美人女優ヘディ・ラマーの伝記映画に主演
2009年5月13日 12:00
[映画.com ニュース] 「ナイロビの蜂」のオスカー女優レイチェル・ワイズが、40年代に活躍し、「映画史上最も美しい女」と謳われたオーストリア出身の女優ヘディ・ラマー役に挑戦することになりそうだ。英エンパイア誌などが報じた。
ロバート・レッドフォードの娘で女優・映画監督のエイミー・レッドフォードがメガホンを取る伝記映画「フェイス・バリュー(Face Value)」で、「モーターサイクル・ダイアリーズ」の脚本家ホセ・リベラのオリジナル脚本によるもの。
セシル・B・デミルの「サムソンとデリラ」(49)のデリラ役などで知られるラマーは1913年生まれ(2000年没)。生涯で6度の結婚と離婚を繰り返したほか、フェルナン・レジェの前衛映画「バレエ・メカニック」(29)の作曲家ジョージ・アンタイルと共同で、現代の携帯電話にも応用されている無線技術に関する研究を行い、特許を取得した科学者としての顔も持つ。ラマーと同じ黒髪で、美貌と知性を兼ね備えたワイズにはハマリ役と言えそうだ。
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