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松ケン&崔洋一監督のアクション時代劇「カムイ外伝」完成報告会見

2009年5月8日 12:00

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真夏の沖縄ロケは忘れられない経験に
真夏の沖縄ロケは忘れられない経験に

[映画.com ニュース] 白土三平原作による同名傑作コミックを崔洋一監督、松山ケンイチ主演で実写映画化した「カムイ外伝」の製作報告会見が、5月7日、東京・内幸町の帝国ホテルで行われ、崔監督以下、出演者の松山ケンイチ小雪伊藤英明小林薫らが出席した。

本作は、17世紀の日本を舞台に、忍者の掟を破り、組織を追われた抜忍カムイのサバイバルを描いたアクション時代劇。「血と骨」(04)以来の長編映画、そして初の時代劇となる崔監督は、「40年前に白土三平さんが原作を描いていた頃とは時代背景、状況がまったく違い、地球、世界が、ある軋みの中にいるわけで、僕らは安穏と生きているわけではない。そんな中で“生きる”ということを阻害する者と戦わざるを得ない構図と対峙する時の葛藤が、この1人の抜忍の物語にはあるので、僕自身はある実感を持ってこの原作と向き合うことが出来た。こうやってお金と手間をかけて、『さあ、どうだ』っていう映画作りもあっていいと思います」と本作への意気込みを熱弁した。

昨年夏、沖縄に2つのオープンセットを組んで撮影した本作。炎天下でのアクション撮影は過酷を極めたそうで、「本格的なアクションは初めてでトレーニングはたくさん積んだが、砂浜で走ることが想像以上に大変だった」(松山)、「あんなに頭と身体が一体化したことを体感できたことはこれまでの人生で無かった」(小雪)、「肉体的には自信があったが、思ったより身体が動かなかった。オレもう駄目なのかなと思った」(伊藤)、「夏場の沖縄でロケ撮影すること自体が殺人行為に等しい(笑)」(小林)と出演陣がそれぞれに辛かったロケ撮影を振り返ると、崔監督は「僕自身が撮影に入ると別人格になることもあって(笑)、過酷といえば過酷だったと思う。だが、過酷さを乗り越えていくような熱情といいますか、そういう苦闘を積み重ねた上での空気感、物語の広がり、観客にとって気持ちのいい熱風が画面から吹いてくれれば」と抱負を語っていた。

本作は全編の3分の2がCG合成のカットになるため、現在は8カ月に及ぶ長いポストプロダクションの真っ只中。6月中旬に完成し、9月19日より丸ノ内ピカデリーほかにて全国ロードショーとなる。

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