ナタリー・ポートマンがオンライン映画学校を設立
2009年4月27日 12:00

[映画.com ニュース] 女優ナタリー・ポートマンが、親友でビジネスパートナーのクリス・エイルウォードとともに、オンラインのフィルムスクールとも言うべきMakingOf.comを開設。エイルウォードによると、同サイトでは、俳優、監督、撮影監督、編集者、メイクアップアーティストら、第一線で活躍する映画人の生インタビューを掲載していくという。
ポートマンが米MTVニュースに説明しているが、そのアイデアは、エイルウォードとひと晩語り合った会話から生まれたという。「映画に興味を持っている人たちが、どんな風に映画を作ればいいか、アクセスして分かるような、これだっていうリソースがなんでないのかしら?」
その開設準備のために長い時間を要したが、先週早々にMakingOf.comはスタートした。そのコンテンツには、監督のロン・ハワードやミシェル・ゴンドリー、俳優のジェイソン・ベイトマンやビリー・ボブ・ソーントンなどの興味深いインタビューを収録したビデオなどもある。ニューヨークで開催中のトライベッカ映画祭(4月22日~5月3日)でも、同サイトはいろんな映画のキャストやクルーにインタビューをして回る予定だ。
「これはオンラインのフィルムスクールね」とポートマンの相棒エイルウォードは語る。「読者は映画製作のプロセスが分かるものね。誰かが映画を作ることに好奇心を抱くかもしれないし、誰かが映画を愛して映画サイトを作っちゃうかもしれない」
ポートマンがこのサイトを開設した理由のひとつに、急速に映画監督への興味が増したことがあるそうだ。「監督といってもまだ2本の短編映画しか撮っていないけど、このようなことを始めて、映画監督になる弾みになればいいわ。なぜなら、私もいろんな質問ができたから」と説明したポートマンは、「数多くの監督に、『このシーンはどんな意味?』なんて訊くことができたのはラッキーなことね」と語る。
将来、エマ・トンプソンのような尊敬する映画人と会話していきたいと語るポートマンは、最近になって拠点をニューヨークから西海岸に移し、ハリウッドの人々との接点は増したという。そのクリエイティブなコミュニティの中で映画監督の才能を伸ばすつもりだ。
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