深津絵里、子供の頃の夢は「大人になりたい」。「女の子ものがたり」試写会
2009年4月23日 12:00

[映画.com ニュース] 今年「毎日かあさん」がTVアニメ化、「いけちゃんとぼく」が実写映画化される人気漫画家、西原理恵子の自伝的作品を映画化した「女の子ものがたり」(森岡利行監督)の完成披露試写会が4月22日、東京・新橋のスペースFS汐留で行われ、主演の深津絵里をはじめ、大後寿々花、福士誠治、波瑠、高山侑子、原作の西原理恵子、森岡監督が舞台挨拶を行った。
本作は、スランプに陥り、何を描けばいいのか分からなくなってしまったダメ漫画家、菜都美(深津)が、故郷の愛媛で親友たちと過ごしたかけがえのない日々を思い出し、前向きな気持ちを取り戻していくというストーリー。
原作の大ファンだという深津は「心の底の奥の方が揺さぶられました。出会えて良かったと思える作品」とコメント。大人になった菜都美は原作にはないキャラクターで、西原の分身ともいうべき存在だが、「先生の“粒子”を受け取れればと……。分身を演じるのではなく、私が原作で感じたことを伝えるのが役目だと思いました」と独自の役作りを振り返った。
一方、西原は「自分の作品が第三者の手で生まれ変わるのはうれしい。孫が歩いているような感じ」と喜びつつ、「今日初めて映画を見るので、みなさんの“女優魂”、しかと見させていただきたい」とやんわりプレッシャーをかけ、会場を沸かせた。脚本家としても活躍する森岡監督は「同じ書く仕事する身として、原作に惹かれた。『人生を楽しもう』というメッセージを映画でも感じてもらえたら」と作品の出来に自信をのぞかせた。
映画にちなみ、子供時代の夢を書いた紙をタイムカプセルに入れるコーナーでは、深津は「“早く大人になりたい”。今は大人がどういうものか分からないですが……」と苦笑。西原は「“絵描きになりたい”。夢が叶ったのはプライドがなかったので。三流四流のエロ雑誌に売り込みに行きましたから」とユニークな成り上がり術を明かした。
「女の子ものがたり」は初秋公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー