「色即ぜねれいしょん」主演の渡辺大知、舞台挨拶で童貞をバラされる!
2009年4月21日 12:00

[映画.com ニュース] みうらじゅんの自伝的小説を「アイデン&ティティ」(03)に続いて田口トモロヲが映画化した青春映画「色即ぜねれいしょん」の完成披露試写会が、4月20日に東京・新橋のスペースFS汐留で行われた。田口監督、原作のみうら、キャストの渡辺大知、峯田和伸、岸田繁、堀ちえみ、リリー・フランキー、臼田あさ美が舞台挨拶を行った。
本作の舞台は学生運動も下火になった1974年。京都の仏教系高校に通うモテない主人公・純が、ロックな生き方に憧れてギターケースと旅行バッグを手に旅に出る、ひと夏の青春物語だ。
みうらの青春時代を演じる渡辺は、2000人の候補者の中から主役の座を勝ち取ったラッキーボーイ。パンクバンド黒猫チェルシーのボーカリストとしても活躍する渡辺は、撮影中は愛すべき天然キャラだったようだが、父親役を演じたリリー・フランキーは「夕焼けに感動して泣くようなイタい子なんです。それに映画の主役としてこういう場に立っている人で、本当に童貞なのは彼ぐらいですよ(笑)」と言いたい放題で、渡辺本人はただただ顔を赤らめていた。
原作のみうらは、スウェーデンをフリーセックスの国だと勘違いし、フリーセックスを求めて旅した青春時代を振り返り、「“スウェーデン食わぬは男の恥”と当時はよく言ったものです(笑)」と話して笑いを取り、「この映画は文科系の『クローズZERO』だと思ってもらえれば」と巷で人気の不良映画に便乗してPRした。そんなみうらの小説を2作連続で映画化した田口監督は、「友達の作品であるがゆえに緊張した」と心境を明かしつつ、「これまではサブキャラとしてしか描かれなかった人物が主人公なので、コンプレックスを持っている人にも見てもらいたい。自分にとって宝物のような映画になりました」と笑顔を見せた。
「色即ぜねれいしょん」は8月公開。
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