「天使と悪魔」トム・ハンクスが5月来日し、丸の内ジャック!
2009年4月6日 12:00

[映画.com ニュース] 5月15日に全世界同時公開となる「ダ・ヴィンチ・コード」の続編「天使と悪魔」で、主演のトム・ハンクス、ヒロインのアイェレット・ゾラー、監督のロン・ハワード、プロデューサーのブライアン・グレイザーが公開直前に来日することが決定した。ハンクスは前作以来3年ぶりの来日となる。
一行が参加するジャパンプレミアは5月7日に、東京・有楽町の有楽町朝日ホールと日劇1の2会場にて開催。プレミア当日から、劇中に登場するガリレオ・ガリレイが暗号を隠したとされる4つの彫刻(のレプリカ)が、東京・丸の内のシンボル的な「丸ビル」「新丸ビル」「オアゾ」「TOKIA」という4つのビルに展示。イベント総額2億円で、“有楽町~丸の内”一帯は「天使と悪魔」にジャックされることになった。
同作では、トム・ハンクス演じる宗教象徴学の権威ロバート・ラングドン教授が、ガリレオがローマの名所に隠した4つの暗号を次々に解き、秘密結社“イルミナティ”の集会所を発見。その暗号の道は「啓示の道」と呼ばれる。
今回丸の内に展示される4つの彫刻(4元素を示す暗号)は、「ハバククと天使」(EARTH)、「ウエスト・ポネンテ」(AIR)、「聖女テレサの法悦」(FIRE)、「四大河の噴水」(WATER)。展示は27日まで。訪れたイベント参加者は、劇中に登場する“アンビグラム”(ひっくり返しても同じ紋章になる)になったイルミナティの紋章のスタンプラリーを楽しみながら、ラングドン教授がたどった「啓示の道」を追体験できる。
なお、ダン・ブラウン原作の「天使と悪魔」は全世界で4000万部超の売上げを誇る大ベストセラー。前編同様に今回の映画版でも、バチカン側からバチカン市国およびローマ市内の教会での撮影が拒否されるなど世界中で物議をかもしており、早くも全米のカトリック団体から上映禁止を求めるボイコットが湧き起こっている。
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