「バビロンA.D.」ビン・ディーゼルと“K-1の番長”がガチンコバトル!
2009年3月24日 12:00

(C)2008 TWENTIETH CENTURY FOX
[映画.com ニュース] 「ワイルド・スピード」「トリプルX」でおなじみのアクションスター、ビン・ディーゼルが、主演最新作「バビロンA.D.」で、“K-1の番長”として日本でも人気を誇るフランス出身のK-1ファイター、ジェロム・レ・バンナと激しいバトルを繰り広げている。
「バビロンA.D.」は、「クリムゾン・リバー」「ゴシカ」のマチュー・カソビッツ監督が描く近未来SFアクション。ディーゼル演じる一匹狼の傭兵トーロップが、不思議な予知能力を秘めた女性オーロラ(メラニー・ティエリー)をニューヨークまで護送することになり、東欧から出発して、モンゴル、ロシア、アラスカ、そしてアメリカへと渡っていく物語だ。
2人が戦うのは、その旅の途上で立ち寄ったロシアの難民キャンプでのこと。オーロラを狙う謎の一味に襲われたトーロップは、その混乱の最中にジェロム演じるファイターと戦うことになってしまう。現役のK-1ファイターであるジェロムの迫力はもちろんだが、ディーゼルも体格的に全く引けをとらず、さすが肉体派アクションスターと思わされるシーンだ。
過去に故国フランスの映画に出演経験のあるジェロムにとっては、本作がハリウッドデビュー作になる。ディーゼルも、「ファイターとしての経歴と共に、演技力も兼ね備えた珍しい人材。彼がスクリーンにもたらした本物らしさのおかげで、映画のストーリーが格段にレベルアップできたよ」と、“俳優”としてのジェロムを絶賛。格闘家出身の俳優といえば、WWFのレスラーから俳優に転身したザ・ロックことドウェイン・ジョンソン(「スコーピオン・キング」)が有名だが、“俳優”ジェロムの今後にも注目だ。
ちなみに、劇中での2人の対決の行方について、ディーゼルはこうコメントしている。「俺とジェロム、どっちが勝ったのかって? それは劇場で確かめてくれよ!」
(映画.com速報)