J・J・エイブラムスが日本で「スター・トレック」をプレゼンテーション!
2009年3月2日 12:00

[映画.com ニュース] 「M:i:III」「クローバーフィールド/HAKAISHA」、TVシリーズ「エイリアス」「LOST」を手がけるなど、現在世界で最も注目されているクリエイターの1人、J・J・エイブラムスが製作中の新作映画「スター・トレック」のPRのために緊急来日。2月27日、東京の品川プリンスシネマにて、マスコミ向けのプレゼンテーションを行った。
「スター・トレック」といえば、1966年のTVシリーズ放映開始から、約40年に渡って、TV、映画、ゲームなどあらゆるメディアで人気を博してきた長寿SFシリーズ。映画は今までに11本製作されているが、今回はその延長線上にあるストーリーではなく、66年に放映開始された最初のTVシリーズをベースに再構築した作品になっているという。
長編映画デビュー作「M:i:III」(06)以来約3年ぶりの監督作となるエイブラムスは、本作について「素晴らしいキャラクターやストーリーがある点、そして楽観的でポジティブな世界観が気に入った。ジーン・ロッデンベリー氏が創作した『スター・トレック』のオリジナルの精神はそのままに、ILMによる最新VFXを駆使した現代に相応しい作品になると思う。今までの『スター・トレック』ファンはもちろんだが、『スター・トレック』を全く知らない未来のファンにこそ楽しんでもらいたい」と力強くアピールした。

プレゼンには、主人公ジェームズ・T・カーク(のちのカーク船長)役のクリス・パインとウフーラ役のゾーイ・サルダナも登場。アクションシーンが多かったパインは「アクションはほとんど未経験だったにもかかわらず、どうにかなると思って楽観視していたら、実際の撮影ではどうにもならなかった(笑)。今ではトム・クルーズやジェット・リーたちをすごく尊敬している」と振り返っていた。
エイブラムスは「僕はいつも俳優に甘やかされている。『M:i:III』のときは、何でもやってくれるトム・クルーズに助けられ、今回もクリスとゾーイに助けられた。映画製作において脚本はもちろん大事だが、キャスティングも大事。2人は見事な演技で僕の期待にしっかり応えてくれた」と語り、2人の若手スターに賛辞を送っていた。
「スター・トレック」は、5月29日より丸の内ルーブルほかにて全国ロードショー。
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