ダニー・ボイル監督らが本家「クイズ$ミリオネア」に挑戦!
2009年2月27日 12:00
[映画.com ニュース] 日本アカデミー賞で10冠を制覇した「おくりびと」が180スクリーンに上映館が拡大し、今月21日・22日両日で6000万円近い興収を記録。さらに、日本映画初の米アカデミー外国語映画賞受賞で、一夜明けた24日には前日の3倍近い動員を記録し、興収40億円を視野に入れるなどアカデミー賞効果が如実だ。
米アカデミー賞8冠制覇の「スラムドッグ$ミリオネア」もまた、全米で先週末から2244スクリーンに拡大公開され、24日にはついに北米興収1億ドルを突破。1日になんと、120万ドルの興収を記録。前週火曜日から約65万ドル増というアカデミー賞効果に沸き立っている。
英サン紙によると、同作のダニー・ボイル監督と主役のデブ・パテルが、映画の題材になった人気番組「クイズ$ミリオネア」に出演するかもしれないとのこと。2人はセレブリティ特番でクイズに挑戦。獲得賞金はインドの子どもたちへのチャリティにあてられるという。
一方で、映画で恋人同士を演じ実生活でも交際中と噂のデブ・パテルとフリーダ・ピントにも、アカデミー賞特需が起こっている。パテルは、M・ナイト・シャマラン監督が米ニコロデオンの子供向け人気アニメ番組を実写映画化する新作ファンタジー映画「ザ・ラスト・エアベンダー(The Last Airbender)」(2010年公開)への出演が決まり、火の国のプリンス、ズーコを演じる予定。ピントも、ウッディ・アレン監督の新作でナオミ・ワッツ、ジョシュ・ブローリン、アンソニー・ホプキンスらと共演する。