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ミッキー・ローク、「オスカーを獲るより、愛犬ロキに長生きしてほしかった」

2009年2月26日 12:00

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ロキちゃんの遺影を肌身離さず
ロキちゃんの遺影を肌身離さず
Photo:Rex Features/アフロ

[映画.com ニュース] 最後の試合に挑む落ちぶれた元スターレスラーを演じた「レスラー」(ダーレン・アロノフスキー監督)で第81回アカデミー主演男優賞の有力候補と見られていたミッキー・ロークだが、オスカーは大方の予想を裏切り、同性愛者の権利を訴えたサンフランシスコ市政委員ハービー・ミルクを演じた「ミルク」(ガス・バン・サント監督)のショーン・ペンに渡った。

受賞のスピーチで、ペンから「復活したミッキー・ローク、彼は俺の兄弟だ」とメッセージを送られたローク。授賞式後のバニティ・フェア誌主催のパーティでは、ロークがペンの肩を抱きながら額に祝福のキスをプレゼントし、2人の仲の良さをうかがわせた。

ロークは、4匹の愛犬のうち先日亡くなったチワワのロキちゃんの写真入りネックレスを付けて授賞式に出席していたとのこと。英イブニング・スタンダード紙によると、ロークはオスカーを逃したことよりも、ロキちゃんを失った悲しみの方が大きいそうで、アフターパーティでは「ほろ苦い気持ちだ。俺はオスカーを獲るより、ロキにあと2年長生きしてほしかった。俺はそう胸の中でロキに語ったんだ」と明かしていたという。

ロークがゴールデングローブ主演男優賞など数々の映画賞に輝いた「レスラー」は、初夏日本公開。

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