成海璃子、コメディ初主演「罪とか罰とか」は「悪夢のような映画」
2009年2月12日 12:00
[映画.com ニュース] 「グミ・チョコレート・パイン」のケラリーノ・サンドロビッチ(KERA)監督がメガホンを取り、「神童」の成海璃子がコメディに初挑戦した「罪とか罰とか」。2月10日、東京・有楽町のよみうりホールにて本作の試写会が開催され、主演の成海璃子とKERA監督、共演の犬山イヌコが舞台挨拶を行った。
本作は、ひょんなことから一日警察署長を務めることになった売れないグラビアアイドル(成海)が、コンビニ強盗事件の解決に奔走する羽目になるというコメディ。
「悪夢のような映画。そんなヘンな映画に、成海璃子が主演してます」と作品をアピールしたKERA監督は、成海とは笑いのツボが似ているそうで、「スタッフがちょっと失敗すると、ものすごく楽しそうに見てる。そういう意地悪なところが僕と似てますね」とのこと。「(成海は)3年前のことまで思い出して笑ってるんですよ」とKERA監督から笑い上戸な素顔を明かされた成海は、「はじめはどんな映像になるのか想像できなかったけど、KERAさんの笑いについていくうちに、楽しみながら演じることができた」と笑顔で撮影を振り返った。
その試写会には、同作のTVCMのナレーションを担当したお笑い芸人・オードリー(若林正恭、春日俊彰)も乱入。“逆バレンタイン”で2人から特大チョコを手渡された成海は、司会から「お返しは誰に?」と問われ、「監督に言われたんで、春日さんに……」とモゴモゴ。実はオードリーのことを知らなかったようで、若林から「普通は知らなくても気を遣って『知ってます』って言うものですが、すんなり『知らない』と言われ、ちょっと面白かったです(笑)」と楽屋での出来事を暴露され、一同大爆笑。オードリーのトークがすっかりツボにハマった様子で終始笑いっぱなしだった成海は、チョコのコメントを求められても「重たいです……」と言うのがやっとで、2人から「それだけ!?」とツッコまれていた。
「罪とか罰とか」は2月28日より全国公開。
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