ブラッド・ピット、「ジェンVSアンジー」騒動について口を開く
2009年1月9日 12:00
[映画.com ニュース] ブラッド・ピットが米W誌のインタビューに答えて、昨年秋頃から報道されている元妻ジェニファー・アニストンと現パートナーのアンジェリーナ・ジョリーとの舌戦について初めて口を開いた。
そもそもこの騒動の発端は、ジョリーがピットと恋に落ちたのは、2人が共演した「Mr.& Mrs.スミス」の撮影中だったと明かしたことにある。当時ピットはまだアニストンと結婚中だったため、不倫関係ということになるにもかかわらず「(ピットに会えるから)撮影に行くのが待ち遠しくてしょうがなかった」とまで語った。
そのジョリーの発言について、05年の離婚以来ずっと口を閉ざしてきたアニストンが、昨年11月に発売されたヴォーグ誌のインタビューで「不適切でかっこ悪い(uncool)」と批判したため、それ以降タブロイド誌がこぞって2人の女バトルを取り上げてきた。
今回ピットは、まずアニストンを擁護。「いいかい? ジェンは優しくていい子なんだよ。ああいう発言をしたのもどこか誘導された部分があるに違いないし、その後の“ジェンVSアンジー”なんてものは全部でっちあげられたものだ」。また、アニストンとは今でも時々連絡を取り合っていることを明かし、「かつてお互いに大切な存在だったことに変わりはないんだ。それが人生っていうものだろう?」と話した。
また、ジョリーとの出会いについても、人から非難されるようなものではなかったことをあらためて強調した。「まず、あの映画の撮影は1年に及んだんだよ。ジェンと別れた後もまだ撮影は続いていた」と前置きをしたうえで、「どちらにしても、卑劣なことは何もしていない。僕たちの対処の仕方には誇りを持っているし、子供たちにとっても特別な意味を持つ映画だと言ってやれる。この話はこれで終わりだ」と、騒ぎはこれっきりにしてほしいという思いをにじませた。
なお、ピットは最新主演作「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」(09年2月7日日本公開)のPRのため、今月来日する予定。
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