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ダニエル・クレイグと新ボンドガールが来日。「007」会見&ジャパンプレミア

2008年11月26日 12:00

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クレイグとキュリレンコ、入魂のアクションシーンに自信
クレイグとキュリレンコ、入魂のアクションシーンに自信

[映画.com ニュース] 007シリーズ最新作「007/慰めの報酬」の来日記者会見が、11月25日、東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京で行われ、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグほか、新ボンドガールに抜擢されたウクライナ人女優オルガ・キュリレンコマーク・フォースター監督、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリが登壇した。

本作は、英国秘密情報部のスパイであるボンド(クレイグ)が、前作「カジノ・ロワイヤル」で亡くした恋人ベスパー・リンド(エバ・グリーン)の復讐を果たすため、彼女を操っていた黒幕の正体を暴く過程で、同じく復讐の使命を負った謎の女性カミーユ(キュリレンコ)と出会うという、「007」シリーズでは異例の“続編”。

北米ではオープニング3日間の興行収入が7040万ドルと、シリーズ最高の大ヒットを記録している本作について、2度目のボンド役を務めたクレイグは「“復讐”がテーマにはなっているが、それだけではない。ボンドが自分という人間や、悪の組織、そしてベスパーとの関係を探る、真実を求める旅が描かれている」とコメント。一方、大役をつかんだキュリレンコは、「私にとって初めてのアクション映画。毎日アザだらけになったけれど、とても誇りに思っているし、6カ月間みっちりトレーニングを積んだから、今後は女優だけじゃなくてスタントウーマンもできるわ」と笑顔で語った。

恋人と来場したプレミア
恋人と来場したプレミア

息を飲むようなカーチェイスや、飛行機からの空中落下など、今回も緊迫したシーンが連続する。副題「慰めの報酬」にちなみ、クレイグ、キュリレンコともに「無事に撮影を終えたことが大きな慰めになった」と苦労した甲斐を語ったが、ヒューマンドラマに定評のあるフォースター監督は「ボックスオフィス成績が慰めてくれた(笑)」と自身にとって初のアクション作品の成功にホッと胸をなで下ろし、「バーバラにはダニエルのシャツを脱いだ姿が“慰め”になったよね?」と冗談を飛ばす余裕も見せた。

そして一行は、同日夜に六本木ヒルズで行われたジャパンプレミアにも登場。結婚秒読みとも言われている恋人で映画プロデューサーのサツキ・ミッチェルを同伴したクレイグは、マスコミ向けのフォトコールにもツーショットで応じ、歓声に沸く観客に向け「オープニングからエキサイティングで、期待してもらえると思う」と自信のほどを語った。

007/慰めの報酬」は09年1月24日、日本公開。

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