俳優・伊藤淳史がバンド活動に意欲。「フィッシュストーリー」完成
2008年11月19日 12:00

[映画.com ニュース] 人気作家・伊坂幸太郎の同名小説を映画化した「フィッシュストーリー」(09年3月公開)の完成披露試写会が、11月18日、東京・有楽町朝日ホールで行われ、主演の伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、大森南朋、監督の中村義洋が舞台挨拶を行った。
本作は、1975年に売れない4人組パンクバンド「逆鱗」が書いた曲「FISH STORY」が、2012年に地球滅亡の危機を救うというもので、1975年、82年、09年、12年と描かれる4つの異なる時代が次第にひとつにつながっていく物語。
逆鱗のリーダーでベース担当の伊藤は、撮影前の2~3カ月間で練習を重ね、すっかり気分はミュージシャン。「役者ではなくミュージシャンの気持ちで撮影にのぞめた。音楽でひとつになれるのが気持ちよくて、映画公開に向けて、皆でまた演奏できれば」と、劇中バンドによるライブ活動にも意欲的だったが、映画の見どころを聞かれると、「多部ちゃんのすべてのシーン、カットがかわいい。そこが個人的な見どころ」と、自身のバンドシーンよりも、09年の女子高生を演じた多部の魅力について語っていた。
「練習しているうちに、この4人なら何かできるんじゃないかと思った」と、逆鱗のボーカル担当の高良も手応えを感じた様子。中村監督も「高良くんはもともと歌はうまくなかったけど(笑)、奇跡的に上手になって、吹替えなしで歌ってます」と太鼓判を押した。82年の気の弱い大学生を演じた濱田は、「最初に(髪が)セットされた時は悪い夢かと思ったけど、ぜひ僕の“聖子ちゃんカット”を見てください」と、劇中の髪型をアピールして笑いを誘った。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ