タイツは不評?栗山千明、石田卓也主演「GSワンダーランド」初日
2008年11月17日 12:00

[映画.com ニュース] 60年代後半のGS(グループ・サウンズ)ブーム絶頂期を完全再現し、音楽に夢をかける4人の青春を描いた「GSワンダーランド」が11月15日に初日を迎え、東京・渋谷シネマGAGA!にて舞台挨拶が行われ、劇中で架空のGSバンド「ザ・タイツメン」を演じた、栗山千明、石田卓也、水嶋ヒロ、浅利陽介の4人と、監督の本田隆一が登場した。
ソロデビューを条件に“男”と偽ってバンド入りを果たすミク役を演じ、その男装も話題となっている栗山は、「普段の自分は男前? 男らしいと思っていたのですが、男らしい歩き方やしゃべり方は意識しないとできないものですね」と苦労話を披露。「(胸に)サラシを巻いていた」という演奏シーンについても、「とても楽しめたので、見た方にもその楽しさが伝わればいいな」と語った。
実はこのザ・タイツメン、劇中歌「海岸線のホテル」で11月1日に実際にCDデビュー済み。公開初日とともに解散することとなり、当日は“解散式”も兼ねていたのだが、石田は「自分がCDデビューするということは知らなかったし、何だか勝手に解散ということになり、劇中の僕たちとまったく同じ心境です(苦笑)」と本音も。
その石田曰く、「今日で解散というのは寂しい一方で、タイツをもう履かなくていいといううれしさもあります」と、出演者にはイマイチ不評だったタイツ姿だが、74年生まれながら、高校生以来GSに魅せられ続けてきた本田監督にとっては、「みんな恥ずかしがっていたんですが、僕ひとりだけカッコイイと思っていました」と満足げだった。「GSワンダーランド」は全国公開中。
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