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「踊る」チームの新作、モントリオール脚本賞受賞「誰も守ってくれない」会見

2008年11月11日 12:00

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「踊る大捜査線」よりもシリアスなテーマ
「踊る大捜査線」よりもシリアスなテーマ

[映画.com ニュース] 大ヒット作「踊る大捜査線」シリーズの製作チームが、これまで描かれることのなかった“犯罪者家族の保護”というテーマに挑戦した社会派ドラマ「誰も守ってくれない」(君塚良一監督)。先の第32回モントリオール世界映画祭(8月21日~9月1日)で最優秀脚本賞を受賞した本作の完成会見が、11月10日、東京・六本木のグランドハイアット東京にて行われ、君塚監督以下、主演の佐藤浩市志田未来松田龍平石田ゆり子佐々木蔵之介佐野史郎柳葉敏郎らが出席した。

本作は、ある日突然、連続殺人事件の容疑者の妹となってしまった15歳の少女(志田)と、彼女の保護を命じられた1人の刑事(佐藤)が、執拗に追いかけてくる新聞記者、レポーター、カメラマンらマスコミから逃れるために旅する姿をドキュメンタリータッチで描いたサスペンスドラマ。

「踊る大捜査線」の脚本作りと並行して10年間(警察に)取材して本作の元となるオリジナル脚本を書き上げたという君塚監督は「この作品が出来たのは(取材が出来たという意味で)『踊る大捜査線』のお陰ですが、内容は『踊る』では描けなかったことを描いています。今回は、見て楽しんでいただくエンターテインメントであると同時に観客の方に(映画の中の主人公たちの状況に)立ち会っていただくという意図でドキュメンタリータッチにこだわりました」と、演出意図を明かした。

主演の佐藤は「投げかけるテーマが大きくて、落としどころも分からなかったが、映画が始まってみると、いわゆる“泣き”の方向に行くのではなく、個々の人間がなんとなく明日に対して希望が持てるような作品になっていた。本当に映画は生き物だなと思いました」と感慨深げに振り返っていた。

誰も守ってくれない」は09年1月24日より全国公開。

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