ブラピらの反対運動もむなしく、米カリフォルニア州で同性婚禁止へ
2008年11月7日 12:00
[映画.com ニュース] 米大統領選と同じ4日に行われたカリフォルニア州の住民投票で、同性婚禁止を求める州憲法改正案「Proposition 8」が僅差ながら賛成多数で可決された。
今年5月に同州最高裁が下した同性婚を認める判決を覆すもので、以降成立した1万8000組の同性カップルの結婚が無効になる可能性もあるという。また、同日行われたフロリダ州とアリゾナ州の住民投票でも、同性婚の禁止が可決された。
ハリウッドを擁するカリフォルニア州では、ブラッド・ピットやスティーブン・スピルバーグ監督ら著名人がこの改正案に反対するキャンペーンを支持するなど注目を集めていたが、賛成票が52.5%とわずかに反対票を上回った。
この結果を受けて、8月に女優のポーシャ・デ・ロッシと結婚し、同性婚支持運動の先鋒でもあるTV司会者のエレン・デジェネレスは、自身のウェブサイトに次のようなコメントを発表した。「バラック・オバマが大統領に選ばれるのを目撃し、多くのアメリカ人同様、私たちが平等に向かって大きく前進したことを実感しました。(中略)カリフォルニア州で同性婚禁止案が可決されたことを知らされたのは、その翌朝のことです。その時の気持ちはとても言葉では言い表せない。想像を絶する悲しみです。平等に向かって前進したと思った翌日にはもう大きく後退したのです」
そしてデジェネレスはこう締めくくっている。「いつか同性婚禁止という考え自体がバカバカしく思える日が来ることを信じて、これからも全ての人々の平等のために戦います」
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