ヒュー・ジャックマン大いに語る。「オレは悪役がやってみたかった」
2008年11月7日 12:00

[映画.com ニュース] ヒュー・ジャックマン(「X-MEN」「ヴァン・ヘルシング」)が、製作・主演したラブサスペンス「彼が二度愛したS」(マーセル・ランジェネッガー監督)の日本公開を前に、インタビューに応じた。
ニューヨークで働く孤独な会計士ジョナサン(ユアン・マクレガー)は、弁護士のワイアット(ヒュー・ジャックマン)と出会い、カリスマ性あふれる彼の手引きによって、エグゼクティブ向けの会員制秘密クラブの一員となるが……。
本作は、ジャックマンが設立したシード・プロダクションズにとって、記念すべき最初のプロデュース作品となる。「自分の会社でどういう作品をプロデュースするのがいいか、実は今もわかっていないんだ(笑)。この映画は、大手スタジオなどではなく、映画産業の外から資金を集めることができた。おかげで、外からの干渉がほとんどなかったから、プロデューサーとしては仕事がすごくやりやすかったんだ」
これまではセクシーでナイスガイな役が多かったジャックマンだが、本作では悪役といってもいいほどのミステリアスな役柄を演じている。「最初からジョナサン役よりもワイアット役に興味があった。僕は悪役をやってみたいという思いをずっと抱いていたから、すごく楽しく演じることができたよ。ジョナサンは、最初はイケてない男なんだけど、ユアンなら演じられると思っていた。いや、ユアンがイケてないって意味じゃないんだよ(笑)。彼は歌も歌えるし、踊りもできるし、本当にどんな役でも演じられると確信していたんだ」
「彼が二度愛したS」には、クラシカルなサスペンスの雰囲気が漂っているが、テーマは極めて現代的だ。「僕もニューヨークで長く暮らしたことがあるんだけど、小さな島に900万人もの人間が暮らしているんだ。人間がひしめいているんだけど、それぞれが孤独を感じている。この映画のそういうテーマ性にこそ、僕は惹かれたんだと思う。大都会で暮らす現代人に共通のテーマだと思うから、日本の人にも共感してもらえると思うよ」
「彼が二度愛したS」は11月8日全国ロードショー。
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