草刈正雄が180キロの巨漢役に!「WALL・E/ウォーリー」アフレコ収録
2008年10月22日 12:00
[映画.com ニュース] 「ファインディング・ニモ」のアンドリュー・スタントン監督が描くピクサー・アニメーション最新作「WALL・E/ウォーリー」の日本語吹替え版キャストに抜擢された草刈正雄が、10月21日、東京・麻布のディズニースタジオでアフレコ会見を行った。
人類が汚染された地球を捨て宇宙へ逃れてから700年後の29世紀、ゴミ処理ロボットのウォーリーはたった1人で働き続けていた。そんなある日、ウォーリーはピカピカの最新ロボット、イブに出会い、彼女を追って宇宙に飛び出して行く。
アニメ声優初挑戦という草刈が吹替えを担当したのは、地球を捨てた人間たちが暮らす宇宙船の館長役。イブを追いかけてやってきたウォーリーとの出会いを機に、地球を守るために奮闘する重要なキャラクターだが、肥満ゆえに歩くこともままならない推定体重180キロという大巨漢で、二枚目俳優として知られる草刈とはまったく風貌が異なる。「2つ返事でこの仕事を引き受けたけど、キャラクターを初めて見た時は自分とのアンバランスさにビックリした」と本人も苦笑いしていたが、「僕も油断すると館長みたいになってしまう」のだとか。
今回の抜擢には、草刈の次女で女優の草刈麻有ら3人の子供たちも大喜びだったようで、「パパが起用されたのだから、いつも通り自然に演じればいい」とアドバイスを受けたことを明かした。最後に「700年間ひとりぼっちのロボット、と聞いただけで何だかドキドキワクワクする映画。ぜひ劇場で楽しんで!」と映画の見どころをPRした草刈だったが、「ひとりぼっちは耐えられる?」と質問が飛ぶと「絶対ダメだね」と即答。「草刈さんにとってのウォーリーとイブのような運命の出会いは?」と聞かれると、「それはやっぱり奥さん(元モデルの大塚悦子)でしょ!(笑)」とノロケていた。
「WALL・E/ウォーリー」は12月5日公開。
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