“最も美しい中国人”ホァン・シャオミンに、ローラ・チャンが浅草案内?
2008年9月1日 12:00
[映画.com ニュース] 中国の人気TVシリーズ「新・上海グランド」の主演俳優ホァン・シャオミンが来日し、8月29日、東京・渋谷C.C.Lemonホールで、今年5月12日に発生した四川大地震チャリティイベントとなるファンミーティングを行った。
「新・上海グランド」は、80年にチョウ・ユンファ主演のTVシリーズ、96年にレスリー・チャン、アンディ・ラウ主演で映画も製作された「上海グランド」のリメイクで、1930年代の上海を舞台に闇社会で生きる男の姿を描いたハードボイルドドラマ。
本作で大ブレイクしたシャオミンは、昨年“最も美しい中国人”1位にも選ばれたイケメンで、中国国内ではメルセデスベンツ、グッチ、ペプシコーラといった一流ブランドのイメージキャラクターにも起用され、先の北京五輪では聖火ランナーも務めた。慈善活動にも積極的で、この日のイベントの売上げの一部を四川大地震のチャリティに寄付。被災地にもすでに訪れており、「被災者の心理的トラウマを軽減できるような活動をしていきたい」と語った。過去に名だたるスターが演じてきた本作については、「プレッシャーが大きすぎて最初は断った」と明かし、その演技の出来具合については「まあまあかな(笑)」と控え目気味。
続けて、中国浙江省出身の人気グラビアアイドル、ローラ・チャンと、四川省出身の歌手alanが花束贈呈に来場。初来日のシャオミンに日本のおすすめスポットを聞かれたローラは、「浅草は日本の古い雰囲気が残っていて、私も行ったことがないので行ってみたい」と渋めなセレクト。「ちなみに銀座線で行けます」と唐突に浅草までの行き方まで指南(?)。TVのバラエティ番組でもおなじみのちょっとおとぼけな様子に、シャオミン目当ての会場の女性客からも「かわいい~」という声が漏れた。ジョン・ウー監督の超大作「レッドクリフ」(11月1日公開)の主題歌も担当するalanは、四川省に捧げるチャリティソング「幸せの鐘」を歌って会場を沸かせた。
その後も、本作の日本版主題歌「Destiny」を歌う岡本真夜が登場してライブが行われ、シャオミン自身もドラマの中国版主題歌を自らの歌声で披露した。「新・上海グランド」は現在、テレビ東京で放送中。10月3日よりDVDレンタルがスタートし、09年1月9日からはDVDボックスも発売される。
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