ベルリン映画祭で賛否両論!マドンナ初監督作の予告編が公開
2008年8月26日 12:00

[映画.com ニュース] 今年2月のベルリン国際映画祭で賛否両論を巻き起こした歌手マドンナの初監督作品「ワンダーラスト」(原題「Filth and Wisdom」)の予告編が、フランスでリリースされた。
本作は、ミュージシャンを夢見るウクライナ移民の男A.K.(ユージン・ハッツ)、バレリーナになりたいのに生活費を稼ぐためにポールダンスダンサーをしている女性ホリー(ホリー・ウェストン)、アフリカの子供たちを救済したい薬剤師助手の女性ジュリエット(ビッキー・マクルーア)というロンドンでルームシェアする男女3人の「堕落と英知」を描く青春映画。マドンナは主人公3人に自分自身を投影しているという。
A.K.役のユージンは、ニューヨークを拠点に活動するジプシーパンクバンド、“ゴゴール・ボルデオ”のボーカル。今年のフジロック・フェスティバルにも参加したが、すでに07年のライブ・アースでマドンナと共演しており、本作でも同バンドの楽曲が多数使われている。今年のグッチ(GUCCI)の秋冬ラインは、ユージンのファッションからインスピレーションを受けデザインされるなど、要注目のミュージシャンだ。
他に、英国人俳優リチャード・E・グラントや、夫ガイ・リッチー監督の「スナッチ」で俳優デビューを飾ったエイドなどが出演。脚本家はダン・ケイダン、撮影監督はティム・モーリス=ジョーンズなど、リッチー組からの“派遣スタッフ”で固められている。なお、ベルリン映画祭ではわずか48分の中編だったが、81分の長編作品に仕上がり、8月23日に始まった歌手マドンナの世界ツアー「スティッキー・アンド・スウィート」に合わせる形で、世界的に公開される運びとなった。日本ではヘキサゴン配給で09年春公開予定。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら“死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る”…無限労働だった話
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる…!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【時代が物語に追いついた】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年…
提供:Henge