007ブランド強し!「007/慰めの報酬」のタイアップ商品発表
2008年8月18日 12:00

[映画.com ニュース] シリーズ第22作「007/慰めの報酬」(08年11月7日全米公開)の、強力な“007ブランド”を利用したタイアップ商品が発売された。
今回タイアップするのは、フォード・モーター社、ハイネケン・ビール、スミノフ・ウォッカ、オメガ(時計)、ヴァージンアトランティック航空、ソニー・エリクソン(携帯電話)、ソニー・エレクトロニクス(コンピュータなど)の全7社。各社が1000万ドル(約11億円)ほどの出資との引き替えに、自社ブランド商品を劇中で登場させることができる。
とりわけ注目されるのは、欧州フォード・モーター社が独自のブランドとして販売するコンパクトカー「Ka」。ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドは、アストン・マーティンを今回も運転するが、フォード社からはボルボやレンジローバーも劇中に登場する模様で、どの車種を運転するのか話題沸騰中。
前作「007/カジノ・ロワイヤル」のボンドガール、エバ・グリーンが登場したハイネケン・ビール(5作連続)の広告には今回も、クレイグや新ボンドガールのオルガ・キュリレンコも起用される。また、第1作「007/ドクター・ノオ」以来おなじみのボンドの大好物ウォッカ・マティーニのベースの酒としてスミノフも登場。
今回タイアップするブランドは7社と少なめになったが、これは“007ブランド”をより際立たせる狙いがあるようだ。第20作目「007/ダイ・アナザー・デイ」(02)で実に20社とタイアップを組んで非難を浴びたこともあり、前作から7社に減らして少数精鋭の方針を採用している。
なお、今回のタイアップ商品は今年10月から40カ国以上の地域でキャンペーン展開される予定。
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