山田洋次監督と初代マドンナも寅さんに哀悼!渥美清さん十三回忌
2008年8月4日 12:00

[映画.com ニュース] 日本全国津々浦々の美しい風景を切り取り、温かい人情話で泣き笑いさせ、今なお人気の「男はつらいよ」シリーズ。その主人公“フーテンの寅”を演じて国民的人気を誇ったコメディアン、故・渥美清の13回忌献花式が、8月2日、寅さんの“故郷”である東京・葛飾の「葛飾柴又寅さん記念館」にて行われた。
地元中学校の吹奏楽部により「男はつらいよ」のテーマ曲が演奏されたのち、青木勇葛飾区長、大谷信義松竹会長、シリーズ第1作のマドンナ役光本幸子、そして山田洋次監督が挨拶。
山田監督は、「数々の芸術家や俳優の記念館があるが、登場人物を冠した記念館はここだけではないだろうか。寅さんの方が実在する人物で、架空なのは渥美さんの方なのではないか? と思うことがある。渥美さんは、セミの抜け殻のように寅さんを残してどこかに消えてしまったのかな……」と故人を偲んだ。
今年は、69年8月にシリーズ第1作「男はつらいよ」が公開されてちょうど40周年。8月9日から東京・東銀座の東劇にて特集上映が催されるほか(9月以降、全国順次公開)、27日には、寅さんが産湯を浸かったとされる柴又帝釈天の境内にて第1作の上映会が予定されている。
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