男たちの重厚なサスペンス!9月から3週連続放送「ドラマW」会見
2008年7月23日 12:00

[映画.com ニュース] WOWOWのオリジナルドラマプロジェクト「ドラマW」最新作「シリウスの道」「横山秀夫 ルパンの消息」「6時間後に君は死ぬ」が、9月14日より3週連続放送される。7月22日、東京・日本橋のマンダリンオリエンタル東京で制作発表記者会見が行われ、「シリウス~」(監督:石橋冠)出演の内野聖陽、寺島進、大塚寧々、「6時間後に~」(監督:小中和哉、高野和明)出演の塚本高史、真木よう子が出席した。
今回の3作品は“男たちのサスペンス”と銘打ち、人気と実力を兼ね備えた男性作家の秀作を厳選。「シリウス~」は07年にガンで亡くなった直木賞作家、藤原伊織がかつて働いていた広告業界の壮絶な内幕を描いたヒューマン・サスペンス。「横山秀夫~」(監督:水谷俊之、主演:上川隆也)は、時効成立目前の事件を捜査する刑事たちの闘いを軸に、3億円事件も絡めて描く群像劇。「6時間後に~」は「13階段」の著者・高野和明による傑作サスペンスで、予知能力をもつ青年と、彼に死を予告されたヒロインが運命を変える闘いに挑む姿が描かれる。
「シリウス~」で実力派の広告マン、辰村を演じた内野は、某大手広告代理店へ取材に行くなど、広告業界の厳しさを肌で実感しながら役作りに情熱を注ぎ、「ここまで企業の内部を細かく描いた作品はないと思う。青春時代の友情のドラマも見て欲しい」と仕上がりに手応えを見せた。また、辰村の幼なじみの勝哉を演じた寺島は、「巨匠である石橋監督に全てを託し、心も裸になれました」と語ると、2人の幼なじみでトラウマを抱える明子役の大塚は、「撮影前、明子がそれまで背負ってきた事の重さや辛さを感じると、夜も眠れなかった」と思い出を振り返った。
一方、「6時間後~」に出演した塚本と真木は、「非日常的な“ビジョン”が見えてしまうというかわいそうな役どころですが、優しさが出るように演じました」(塚本)、「最後まで希望を捨てない、意志の強い女性を表現しようと思いました」(真木)とそれぞれにこだわりを述べた。
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