日本初のロードレース映画で、D-BOYS筋肉隆々!「シャカリキ!」完成
2008年7月23日 12:00
[映画.com ニュース] 累計売上350万部を誇る曽田正人原作の自転車ロードレース・コミックを映画化した「シャカリキ!」の完成披露試写会が、7月22日、東京・汐留のスペースFS汐留にて行われ、監督の大野伸介、主要キャストを演じる若手俳優集団D-BOYSの遠藤雄弥、中村優一、鈴木裕樹が記者会見を行った。
映画は、1人でただ早く走ることにしか興味のなかった自転車バカの高校生テル(遠藤)が、廃部寸前の自転車部に入部し、仲間とチームプレーで強豪チームに挑んでいくという青春映画。本格的にロードレースを描いた実写映画では国内初となる。
撮影前に比べすっかり筋肉が引き締まったD-BOYSの3人は、撮影中に着ていたユニフォーム姿で登場。主演の遠藤は、共演者から“Mr.シャカリキ”と呼ばれるほど現場のムードメーカー的存在だったそうで、「自転車が大好きになった。かけがえのない趣味を見つけた」と満面の笑顔で話した。孤高の天才スプリンターを演じた鈴木は、強風でコンタクトレンズが外れた状態ながらもロードレーサー(自転車)を漕ぎ続けたとのこと。真面目なエースを演じた中村も、「映画を通して自分に欠けていた男らしさを手に入れた」と誇らしげに語った。
本作がデビュー作となる大野監督は、「時速40キロも出るロードレーサーのスピードを追いかけるのが大変だった。カメラマンが今まで見たこともない迫力ある映像を記録してくれた」と、スピード感溢れるレース映像へのこだわりを語った。
「シャカリキ!」は、9月6日より全国ロードショー。