水野晴郎を偲ぶ会に愛川欽也らが参列
2008年7月18日 12:00
[映画.com ニュース] 6月10日に逝去した映画評論家・水野晴郎(享年76歳)を偲ぶ会が、7月17日、東京・品川プリンスホテルにて執り行われ、芸能関係者の部と一般の部併せて400人以上が参列した。
無宗教だった水野の遺言により献花や焼香は行われず、参列者は祭壇に飾られた遺影の前で手を合わせて故人を偲んだ。また会場には水野がショーン・コネリーら国内外の映画スターと一緒に撮った写真や、監督作「シベリア超特急」シリーズのポスター、台本などが展示された。
献杯の挨拶を行った愛川欽也は、「一昨年、僕が撮った映画『黄昏て初恋』のスタッフ試写で、水野さんに“映画ってこういう優しいものだったんだよなぁ”と感想をいただいて嬉しかった。今度は『シベリア超特急』にも役者として出てくれと言われて楽しみにしてたのに、残念でなりません」と水野との別れを惜しんだ。
また、水野の愛弟子である西田和昭は、時折声を詰まらせながら「神様から映画を語ることを許された人が亡くなってしまいました。水野はまだまだ映画を撮るつもりでした。今ごろ天国で、主演オードリー・ヘップバーン、助監督ジョン・フォード、編集はもちろん市川崑さんで『シベリア超特急』ファイナルを撮ってると思う」と話した。
さらに西田は「『シベリア超特急』最新作“脂肪遊戯”を清水崇監督で撮ろうという話になっています」と発表したが、オファーされた清水監督は「最初は短編を撮るということで、“水野先生を(『呪怨』のように)白塗りにさせてもらえるなら”という条件で受けたら、いつのまにか“脂肪遊戯”ということになっていました」と戸惑いを隠しきれない様子だった。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー