福島弁は英語に翻訳できる?「百万円と苦虫女」、映画祭出品に思わぬ障害
2008年7月11日 12:00

[映画.com ニュース] 7月10日、東京・新宿の新宿明治安田生命ホールにて、蒼井優の3年ぶりの長編映画主演作となる「百万円と苦虫女」のミニ記者会見と舞台挨拶が行われ、主演の蒼井と、共演の森山未來、ピエール瀧、監督・脚本を務めるタナダユキが登壇した。
映画はタナダ監督が蒼井をヒロイン役に想定してあて書きしたオリジナルストーリーで、100万円貯めては引越しを繰り返す不器用なヒロイン・鈴子を描くちょっとビターな旅物語。海の家、山間部の桃園、ホームセンターの花屋などで淡々と働くヒロインを演じた蒼井は、「女性なら誰でも鈴子のような一面があり、地道に生きている地味なところが鈴子と私の共通点」と語った。また、「もし100万円あったら何に使う?」と聞かれると、「(映画の)宣伝します! もしくは実家のリフォーム(笑)」と答えた。
鈴子が初めて心を開く恋人役を演じた森山は、「蒼井優という女優を見てみたかった」という理由で出演を決めたそうで、蒼井の印象を「ガッシリした人(笑)」と独特な言い回しで表現して観客を笑わせた。
「百万円と苦虫女」は、8月にカナダで開催されるモントリオール映画祭への正式出品が決定し、さらに今秋に韓国でも公開されるという朗報が発表された。しかし、ピエール瀧が「僕が演じた春夫は福島弁を話す役なのに、英語になると全部台無しになる」と不満を漏らし、監督も「敷金・礼金のシステムが海外で理解されるか心配」と不安要素をポロリ。さらに海外上映の際の英題が「One Million Yen Girl(百万円女)」だと知らされると、瀧から「妖怪かよ!(笑)」とツッコミが入り、これには蒼井も苦笑いするしかなかった。
「百万円と苦虫女」は7月19日から公開。
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