“茶”つながりで、コーヒー派の加藤茶が「闘茶」宣伝部長に就任
2008年7月9日 12:00

[映画.com ニュース] “お茶”をテーマにした日本と台湾の合作映画「闘茶/tea fight」(ワン・イェミン監督)。7月12日の公開に合わせ、タレントの加藤茶が本作の1日宣伝部長&中国茶親善大使に任命され、中国茶の日である7月8日、東京・目黒の目黒雅叙園で就任会見が行われた。
映画は、京都の老舗茶屋の主人(香川照之)と娘(戸田恵梨香)が、幸せになるという幻のお茶を求めて台湾にわたり、同じお茶を狙うライバルたちと“闘茶”に挑むというストーリー。闘茶とは、中国福建省で生まれた伝統的な茶の競技で、抽出法や風味、様式美、精神性などを競い合うもの。
「闘茶(とうちゃ)」と「加藤茶(かとうちゃ)」、読みが近いという理由だけで宣伝部長に任命された加藤は「お茶へのこだわりもないし、どちらかというとコーヒー派。こんなこと言うと怒られちゃうかな」と宣伝部長らしからぬコメントで記者たちを笑わせ、「これを機に、加藤茶ももう一度ブレイクしたらいいですね」とちゃっかり自身をPR。映画の見どころについては、「親子の情ですかね。こんなに何でも言い合える父娘は理想。僕は18歳の実娘と離れて暮らしているから、立ち入った話は出来ないし、娘に叱られるのが一番落ちこむ」と苦笑いした。
劇中音楽を担当するショーン・レノンの父は言わずと知れたロックスター、ジョン・レノンで、加藤は66年のザ・ビートルズ来日公演(日本武道館)でザ・ドリフターズの一員として前座を務めている。しかしこの時は、結局ジョンに会えなかったそうで「見えたのは足だけだった」とのこと。加藤は息子ショーンとの共演にも興味を示し、「彼はキーボード、僕はドラムでビートルズの曲で共演してみたい」とノリノリだった。さらにドリフターズ再結成について聞かれると、「高木ブーさんが元気なうちに、もう一度コントをやりたいね」と楽しみなコメントも飛び出した。
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