マーク・ウォールバーグ、「ディパーテッド」続編の存在を明かす
2008年6月30日 12:00

[映画.com ニュース] 新作「ハプニング」の日本公開を7月26日に控えている俳優マーク・ウォールバーグが、アカデミー賞4部門を受賞し、自身も助演男優賞で初のオスカーノミネートを果たした「ディパーテッド」(06)の続編企画が進行中であることをMTV Movies Blogに認めた。
「ディパーテッド」は、マーティン・スコセッシ監督がアンドリュー・ラウ&アラン・マック監督コンビによる香港ノワール「インファナル・アフェア」(02)をハリウッド・リメイクしたもので、オリジナルの「インファナル・アフェア」がトリロジー(3部作)になっていることから、「ディパーテッド」も続編が作られるのか、注目されてきた。
ウォールバーグは同サイトによるインタビューで、「オリジナルがトリロジー構成だから、やるかもしれないね。全く新しいキャストを集めて“続編”を作るのか、前回のキャストが再結集して“プリクエル(前章)”を作るのかは分からないけどね」と語っている。さらに、スコセッシ監督は、お気に入りの俳優であるロバート・デ・ニーロのための役も用意しているのだという。ちなみに、「ディパーテッド」でアカデミー脚色賞を受賞した脚本家ウィリアム・モナハンは続編製作に意欲満々だと伝えられている。
もっとも、ウォールバーグは続編企画に大賛成というわけではなさそうだ。「1作目よりも素晴らしい作品になればいいんだけど。僕にとって、お金は問題じゃない。『ゴッドファーザーPARTII』は大好きだけど、『PARTIII』は好きじゃない。それと一緒で、失敗作になってしまうことが怖いんだ」と心配そうに語るウォールバーグからは、1作目への愛着が窺える。
なお、マーティン・スコセッシ監督は、現在レオナルド・ディカプリオとの4度目のタッグとなるデニス・ルヘイン原作のスリラー「シャッター・アイランド(Shutter Island)」を撮影中で、その後も元ビートルズのメンバー、ジョージ・ハリスンに焦点を当てたドキュメンタリーや、第26代米大統領セオドア・ルーズベルトの伝記映画「The Rise of Theodore Roosevelt」、さらには日本の江戸幕府のキリシタン弾圧の中でポルトガル人修道士の信仰心の葛藤を描いた遠藤周作原作のドラマ「沈黙(Silence)」など、さまざまなプロジェクトが控えており、「ディパーテッド」続編製作は難しい状況ではある。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ