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猪木と辻仁成が強力タッグ!「アカシアの花の咲き出すころ」会見

2008年6月17日 12:00

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イチ・ニ・サン・じいさんダーッ!
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[映画.com ニュース] 芥川賞受賞作「海峡の光」(97)、「冷静と情熱のあいだ Blu」(99)などの小説で知られ、映画監督としても「千年旅人」(99)、「ほとけ」(01)などを発表している辻仁成の新作映画「アカシアの花の咲き出すころ/ACACIA」の製作発表会見が、6月16日、東京・代々木の山野ホールで行われ、辻監督以下、主演のアントニオ猪木、石田えり林凌雅北村一輝らが登壇した。

本作は、北海道・函館を舞台に孤独な老人(猪木)と1人の少年(林)の交流を描いた人間ドラマ。「目下の恋人」(02)以来、6年ぶりの新作となる辻監督は製作の動機を「フランスから日本に帰ってくると、1週間前の秋葉原の事件をはじめ、オレオレ詐欺や年金未払いなど、異常なことが沢山起こっている。そんな中で企画の通りやすい若い俳優主演のラブストーリーを作るだけではいけないという思いがあった。そして9・11以降は暴力を見たくなくなった。それよりは身近な生活感や家族愛のようなものが自分が描くべき題材」と語り、「普遍的に長く残る映画を作りたい」と意欲を見せた。

映画初主演に挑むアントニオ猪木は、自らのトレードマークである合言葉「元気ですかー?」をもじって、開口一番「じいさんですかー?」と叫び、「今まではちょこっと出るだけだったが、今回はそういうわけにはいかない。やる以上、一回の勝負、一生懸命やってきます」とコメントした。猪木を主演に抜擢した辻監督は「撮影初日予定日に(プロレスの)興行を入れられるわ、台詞は覚えてこないわで不安になったが、稽古を重ねるごとに良くなってくるので、今はダイヤモンドの鉱脈を掘り当てたような感じ」と役者・猪木を絶賛。続けて「猪木さんとは演出というよりも闘いだと思っている。僕はまだ気合(ビンタ)を入れられてないが(笑)、やられたらやり返すくらいの負けない気合があるんで、逃げることなくいい作品にしたい」と意気込んでいた。

本作はトヨタ「BLADE」とのコラボレーション企画として製作され、08年11月に完成予定。09年の公開を目指すという。

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