橋口亮輔監督、6年ぶりの新作「ぐるりのこと。」初日に感無量!
2008年6月9日 12:00

[映画.com ニュース] 「ハッシュ!」(02)で世界的評価を受けた橋口亮輔監督の6年ぶりの新作「ぐるりのこと。」が、6月7日に初日を迎え、東京・銀座のシネスイッチ銀座にて、橋口監督ほか、主演の木村多江、リリー・フランキー、寺島進、安藤玉恵が舞台挨拶を行った。
本作は、身籠もった子を失った悲しみからうつ病になる完璧主義者の妻・翔子(木村多江)と、そんな彼女を全身で受け止めようとする法廷画家の夫・カナオ(リリー・フランキー)の10年間にわたる夫婦の絆を、夫が見たバブル崩壊期から21世紀にかけての社会的事件を織り込みながら描いた感動作。
前作「ハッシュ!」を発表した後にうつ病になった自らの経験から、「人と人との繋がりの中にこそ希望がある」との結論に至ったという感無量の様子の橋口監督は、開口一番「ここに来るまではすごく長い道のりだった。皆さんの笑顔を見て、すごく感動した」と挨拶した。
また、「人と繋がることっていいなと思えるようになった」(木村)、「幸せなものをたくさんくれた映画です」(リリー)と出演者たちから温かい言葉を受けた橋口監督が、「全身全霊を懸けて演じてくれた木村さん、挫けそうになるのを励ましてくれたリリーさん、本当にありがとう」と、涙をこらえながら感謝の言葉を述べると、会場から惜しみない拍手が贈られた。「ぐるりのこと。」は現在公開中。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、どの映画を観たらいいですか?
【答え:私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
非常識なまでの“面白さと感動”
【涙腺崩壊も待ったなし】“最弱の青年”と“下半身を失ったアンドロイド”…ヤバすぎる世界へ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ