大泉洋のトークに共演者もうんざり?「アフタースクール」初日舞台挨拶
2008年5月26日 12:00
[映画.com ニュース] 前作「運命じゃない人」で、05年カンヌ国際映画祭4冠受賞を果たした内田けんじ監督待望の最新作「アフタースクール」が、24日に初日を迎え、渋谷、新宿、横浜ほか5カ所にて舞台挨拶が行われた。
ロケ地ともなった新宿歌舞伎町にある新宿ジョイシネマ1に登場した大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、田畑智子、内田けんじ監督は、立ち見まで出た満場の客席に大満足の様子。特に大泉は、いつも以上のハイテンションでトークを繰り広げたが、作品はネタバレ厳禁のサスペンスコメディだけに「何を話せばいいのやら」状態。たまらず堺雅人が、「それだけ喋っても、活字にしたら情報量ゼロだから(笑)」と突っ込みを入れると、客席は爆笑に包まれた。
“元同級生を名乗る探偵とともに、行方をくらませたかつての同級生を追う”物語ということもあり、65年生まれの佐々木、72年生まれの内田監督、73年生まれの大泉&堺と、キャスト&スタッフ陣は同世代がほとんど。佐々木は「今回共演したことで(大泉についての)新しい発見は、ない」と断言、堺は「喋ると楽しい人だけど、ちょっと疲れます」とボケるなど、チームワークの良さが際立つ舞台挨拶となった。
「味のある個性的な俳優が多数出演」(内田監督)、「いつも辛口のおふくろが『おもしろい』って褒めたんです。“大泉の母”も絶賛!(笑)」という「アフタースクール」は現在公開中。