「神様のパズル」の市原隼人、“無重力会見”でグロッキー
2008年5月21日 12:00

[映画.com ニュース] 第3回小松左京賞を受賞した機本伸司の同名SF小説を、エグゼクティブプロデューサー・角川春樹、監督・三池崇史で映画化した「神様のパズル」。5月20日、主演の市原隼人と角川春樹が、東京・浜松町の文化放送にて行われた本作の完成記者会見に出席した。
「神様のパズル」は、落ちこぼれ大学生(市原)と天才少女(谷村美月)が“宇宙創生”に挑むというSFラブコメディ。映画のメインテーマ“宇宙”にちなみ、2人は会見の数時間前にプライベートジェットで高度2万5千フィート(7620メートル)まで上昇し、そこから昇降飛行を行って宇宙の無重力状態を擬似体験するという異例のイベントを敢行。高いところが苦手だという市原は、自身の無重力状態の映像を見ながら「2度とやりたくない。今までの人生で一番苦しかった」と苦悶の表情で振り返った。一方、日本人最高齢の無重力体験者となった角川(65歳)は、「またチャンスがあったらやりたい」と余裕の表情を見せていた。
“宇宙創生”という壮大なテーマを扱う原作を映画化するきっかけを聞かれた角川は、「宇宙ではなく獄中で原作を読んだのだが、“人間はなぜ生まれてどこに還っていくのか”というのが自分の中で切実な問題になった。そういうメッセージを描いた青春映画を作りたいと思った」と熱っぽく語った。また、質疑応答の際に記者から「宇宙人を見たことがあるか?」と映画から脱線した質問が飛ぶと、「おそらく私が世界で最初の目撃者」と豪語し、「まだ戦争が終わる前、3歳の時に自宅のバルコニーで何種類ものUFOを見た。UFOは割といつでも見られるし、一度ハワイで交信したこともある」と、さらに熱く語り始めると、隣の市原はただただ苦笑いするしかなかった。
「神様のパズル」は6月7日より全国ロードショー。
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