「リトル・ダンサー」ブロードウェイ版をエルトン・ジョンが後援
2008年4月28日 12:00
[映画.com ニュース] スティーブン・ダルドリー監督の「リトル・ダンサー」(00)のミュージカル版が、今年9月からニューヨークのブロードウェイで公演され、同舞台をシンガーソングライターのサー・エルトン・ジョンが後援することになった。音楽情報サイトcontactmusic.comが報じたもので、ジョンは脚本家リー・ホールによるストーリーに合わせて新たに音楽を書き下ろすという。
「リトル・ダンサー」は、英国の炭鉱町を舞台に、炭鉱労働者の父を持つビリー・エリオット少年(ジェイミー・ベル)が、頑固な父の反対を受けながらもバレエダンサーになることを夢見て努力し、その夢をつかむまでを描く感動作。世界的なバレエダンサーのアダム・クーパーがゲスト出演したことでも話題を呼び、世界中で大ヒットを記録。すでにロンドン・ウエストエンドでミュージカル版が昨年公演され、大成功を収めている。
今回ジョンがブロードウェイ版をバックアップすることになった理由は、「ビリー少年の人生が自分の人生とそっくりだから」とのこと。英ミドルセックス州で生まれたジョンは、4歳の時にピアノを弾き始め、11歳の時には王立音楽院に合格し、プロの音楽家を目指した。もっとも、ジョンの父は最後まで彼が音楽家になることに理解を示さなかったそうだ。「リトル・ダンサー」では、ビリーの父親は最終的に理解を示し、プロになったビリーの公演を観劇に行くが、ジョンの父親は今なお、彼の公演に姿を現さないのだという。ニューヨーク・デイリー・ニュース紙へのインタビューでジョンは、「私は父を喜ばそうと常に努力してきたが、父は頑なに否定し続けた。父は私に銀行員や会計士のような堅実な職業について欲しかったんだ。でも、私の天職は音楽だった」と語っている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)