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ジェームズ・キャメロン監督が「アバター」と3D映画の効果を語る!

2008年4月14日 12:00

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8年間開発した“ステレオスペース”やいかに?
8年間開発した“ステレオスペース”やいかに?
Photo:Getty Images/AFLO

[映画.com ニュース] 世界が注目する「タイタニック」以来11年ぶりの実写SFアクション「アバター」の撮影を終え、現在は特殊効果撮影と編集作業に取りかかっているジェームズ・キャメロン監督が、米バラエティ誌のインタビューに最新3Dテクノロジーや今後の3D映画の展望について語り、新作「アバター」についても言及した。

キャメロン監督は「『アバター』では、3Dのために今までと違った撮り方をしているわけでなく、同じスタイルで撮影していたんだ」と語り、「3Dを使うのに最適なシーンであっても、物語の流れを壊さないことが前提なんだよ」と、ショットが美しく見える3Dも、プロット本位で物語が構築されないと効果がないと力説。

また、撮影の際は3Dを頭の中でイメージして2Dで撮影。編集の際も同様に2Dで編集せざるを得なく、従来よりも監督する困難はつきまとうが、「『アバター』にも、アクションも特殊効果もないのにドラマティックなシーンはたくさんある。キャストは“ステレオスペース”に触発されたみたいで、とても良い演技をしてくれた」と、思わぬ効用も打ち明けた。

また、同監督は「アバター」よりも小規模な作品でも3Dを試してみたいという。「『アバター』の後、3Dで小さなドラマティックな映画を撮ってみるつもりだよ。ブロックバスターでなくとも、3Dが効果的に使われている長編映画が出来ることを証明したいんだ」と心意気を示した。

一方で、映画作家たちや数多くのスタジオが右へならえで3D映画を作り始めていることに関し、3D専用スクリーンが増えている現実を踏まえつつ、「経済的なことがまだ完全にクリアされていない」と、膨大な製作コストがかかる現状の問題点を指摘。「映画は(キャストなのか、ストーリーなのか、ビジュアルなのか)その長所について吟味されるべきで、スターバックスのように、2Dなのか、値段は倍でも3Dなのか、消費者に選択の余地を与えるべきだ」と持論を展開した。

同作は09年12月18日全米公開予定。地球人が植民した惑星パンドラを舞台に、アバター(化身)を使ってその星で暮らすようになる負傷した米海兵隊員ジェイクが、パンドラの先住民たちによる反植民地運動に巻き込まれるというSFアクション。サム・ワーティングトン、ゾーイ・サルダナシガニー・ウィーバー、ジョバンニ・リビジ、ミシェル・ロドリゲスらが出演する。

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