ジョニー・デップがジャック・スパロウの声で昏睡状態の少女にメッセージ
2008年3月26日 12:00
[映画.com ニュース] ファンを大切にするハリウッドスターとして有名なジョニー・デップが、約5カ月間昏睡状態にあるイギリス人の17歳の少女に対し、激励のメッセージを送る準備をしている。
この少女は昨年、車の衝突事故で重傷を負い、イギリス・サザンプトンの病院で現在、昏睡状態のまま眠っている。今回、少女の両親が、娘が大ファンであるデップに手紙を出したところ、デップは両親の必死の思いに心を動かされ、励ましのメッセージを録音することに同意した。また、デップは少女の病院に見舞いに訪れることも約束したそうだ。
少女の父親は、デップの申し出に感激し、「娘が目を覚ますきっかけになればと思い、彼(デップ)に手紙を書いたところ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウの声で録音してくれると返事がありました。今週、娘は右足を少し動かしました。今までにはなかったことで、私も妻も大喜びです」と語っている。
デップは昨年、「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」を撮影中に、娘のリリー・ローズが腎不全でロンドン市内の病院に入院し、撮影を中断して看病にあたっていた。無事退院後、デップは感謝の気持ちとして同病院に100万ポンド(約2億円)寄付したと伝えられている。