ジョージ・クルーニーらがダルフール支援のため50万ドル追加寄付!
2008年3月17日 12:00

[映画.com ニュース] ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ドン・チードル、ジェリー・ワイントローブ(プロデューサー)という「オーシャンズ」シリーズの面々によって、今なお紛争が続くスーダンの北西部ダルフール地域への人道支援を目的として共同設立された慈善団体“ノット・オン・アワー・ウォッチ(Not On Our Watch)”が、国連の世界食糧計画(WFP)に対し、50万ドル(約5000万円)の寄付金を送った。
WFPは資金不足で、ダルフール地域へ物資を運ぶ飛行機やヘリコプターを飛ばす人道的活動が困難になっている現状を受け、同団体が追加の資金援助を決定したもの。WPFは3月末にもダルフールへの支援を縮小する、と宣言していた。
今回の支援について、国連平和大使としてダルフール問題に尽力するクルーニーは「直ちにWFPへの追加資金を用意しなければ、ダルフール地域への人道的支援がマヒしてしまう」とコメントし、ダルフール紛争の切迫した状況を訴えている。
ノット・オン・アワー・ウォッチはこれまでにダルフールのために930万ドルもの資金援助を行っており、昨年のWFPに対する寄付金は100万ドルにも上るという。また、クルーニーとチードルは昨年、同地域で「Sand and Sorrow」というドキュメンタリー映画を製作、ダルフール紛争の惨状を世界に訴えている。
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