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ホラーの巨匠・清水崇&豊島圭介の“コメディ”。「失楽園」がヒントとは?

2008年3月6日 12:00

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怖がらすだけが能じゃない
怖がらすだけが能じゃない

[映画.com ニュース] 「呪怨」シリーズでハリウッド進出を果たした清水崇監督と、「怪奇大家族」「怪談新耳袋 ノブヒロさん」を手がける豊島圭介監督がタッグを組み、幽霊と宇宙人の戦いを描くという異色のホラーコメディ「幽霊VS宇宙人」。劇場公開を前に、本作を手がけた両監督に話を聞いた。

幽霊VS宇宙人」は、清水監督が「呪怨」(日本版)を製作している合間に盟友の豊島監督と共に自主製作として始めたシリーズの第3弾で、清水監督の「ロックハンター伊右衛もん」と豊島監督の「略奪愛」の2本で構成される。また、人気お笑い芸人のハリセンボンがナビゲーターとして登場している。清水監督は「僕自身、ホラーは好きなジャンルではあるが、恐怖以外も表現できるってところを見せたかった。“恐怖”は一転すると笑いになるととらえていて、それを豊島監督に話したら『じゃ、自主映画で撮ってしまおう』という話になったのがそもそものきっかけ」と同シリーズの誕生秘話を明かした。

“ホラー映画の清水崇”という印象を打破したかったという清水監督が手がける「ロックハンター伊右衛もん」は、「四谷怪談」に監督独自の解釈を取り入れて、チンピラあがりのサラリーマン竜二と現代に甦ったお岩の恋愛バトルを描く。清水監督いわく、「『四谷怪談』はずっと扱ってみたかった題材。ここまできたら笑いを描くときも得意分野であるホラーの要素を活かそうと思った」とのこと。時事ネタや人気漫画の一場面を取り入れるなど、商業映画ではできないものを撮ったという清水監督の奇抜な作風に注目したい。

対する豊島監督の「略奪愛」は、ミステリアスな女のキスで精気を吸い取られていく男の姿を描く。「人と人が溶け合うところを撮りたかった。森田芳光監督の『失楽園』の中で、黒木瞳さんの『私とあなたが溶け合って、どっちのつま先か分からないわ』というセリフに『これだ!』と思った(笑)」と話す豊島監督は、一番の見どころを聞くと「とにかく主演の高橋和也さんを見てほしい」とキッパリ。豊島監督の前々作「怪談新耳袋 ノブヒロさん」にも出演している高橋は、「ホラー映画で描かれる有り得ない状況を演じるのに快感を覚えた」そうで、この映画でも美女のキスに溺れる男を怪演している。

ちなみに、両監督ともお互いの作品にチョイ役でカメオ出演しているので、劇場に足を運んだ際は2人がどこで登場するかチェックされたし。「幽霊VS宇宙人」は3月8日公開。

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