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ジュード・ロウ直撃!往年の名作「スルース」リメイクで「いい気分」

2008年3月5日 12:00

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旧作のマイケル・ケインと比較したい
旧作のマイケル・ケインと比較したい

[映画.com ニュース] アンソニー・シェーファー原作の舞台を映画化した、ローレンス・オリビエマイケル・ケイン主演の「探偵<スルース>」(72)を、ケインとジュード・ロウ主演でリメイクしたサスペンス「スルース」が、間もなく公開される。本作で、プロデュースも手がけたジュード・ロウに話を聞いた。

ロンドン郊外にある推理作家アンドリュー・ワイク(ケイン)の豪邸を、若い男マイロ・ティンドル(ロウ)が訪れる。作家の妻は、自称俳優のこの美しい男と暮らしているようだ。アンドリューは、マイロに持ちかける。「妻が欲しいなら、私の提案に乗らないか?」

登場人物は2人だけ、邸宅の中だけで話が展開するという設定は舞台劇さながらだが、映画ならではの広がりを見せるためにどんな工夫を凝らしたのか。「確かにこの設定は挑戦だった。でも、脚本家ハロルド・ピンター(ノーベル文学賞作家)の生み出した素晴らしい言葉に助けられたよ。ユーモアや機知に富んだセリフが、2人の男の闘いを表現する道具になったし、ねじれた力関係や異常心理を際立たせてくれたんだ」

2人の男が互いを挑発し主導権を奪い合う間、緑、青、赤、紫と場面の色使いは刻々と変化していく。「セットである家を第三の登場人物と考えたんだ。コンクリート壁にアートを投影したり、色の移ろいで物語のトーンの変化をみせたり、どちらの男が優勢なのか暗示したんだよ」。本作は、舞台劇のように長いリハーサルを重ねて、シーンの順番通りに撮影したとのこと。映画では近頃珍しくなったやり方だが、おかげで納得のいくまで話し合いながら演技に没頭できたそうだ。

プロデューサーとして、ケネス・ブラナーを監督に起用した理由については、「舞台も映画も手がけているという経験、俳優のことが分かる監督という意味でも、彼が最適だと思った。普通、脚本は130ページくらいあるものだけど、今回は80ページ程度しかなかったんだ。ト書きや説明もほとんどない。でもケネスはどう解釈すればいいか、脚本の隙間をどう埋めていけばいいか分かっていたよ。撮影初日からすごい熱意とプランニングだったね」と語ると、「ハロルドとケネスとマイケルと僕、4人のイギリス人による作品っていうのが、なんとなくいい気分なんだ」と笑った。

スルース」は3月8日公開。

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